アニメで町おこし!福生市、『シン・ゴジラ』監督ら起用してPRアニメ展開

2017.12.11

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 東京都西部に位置する福生市が4日、PRアニメーション第2弾「映画監督とぶらり!まち歩き」を福生市ホームページにて公開しました。アニメを通じて、福生市の魅力をアピールしています。

 

■東京・福生市がPRアニメ第2弾を公開!『シン・ゴジラ』監督らが本人役でぶらりまち歩き

 

 アニメーションを通じて市の魅力を国内外に向けて発信し、福生市で行っているフィルムコミッション事業の紹介を通じて、イメージアップおよび交流人口の増加を図ります。なお、本映像は福生市商工会が制作し、福生市内で一部ロケを実施しています。

 

 第2弾となる今回は、人気映画『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督、尾上克郎監督、福生にゆかりのある原口智生監督を、本人役で起用。ロケ地を探す主人公の若手アシスタントディレクター・マツコとともに、「シン・ゴジラ」を含め、市内で撮影されたロケ地を4人でめぐり、福生市の魅力を紐解いていきます。

 

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茶室「福庵」でのシン・ゴジラ撮影について

 

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YouTubeで日本語版と英語版の2つを展開中

 

 見どころはアニメーションで再現される福生市のロケ地や名所の数々。 横田基地やアメリカンハウス、「シン・ゴジラ」の撮影で使用された茶室など福生市ならではのスポットを紹介します。またYouTube上では、日本語版のみならず、英語版も展開。国内外の視聴者が楽しめる工夫が凝らされています。

 

■昨年ヒットした酒蔵アニメーションに手応え 第2弾では30代若者をターゲットに

 

 福生市商工会は、今年1月にも酒蔵を軸とした福生市PRアニメーション動画「Tokyo SAKE Brewery」を公開。公開開始3週間でYouTube約11万回視聴、Facebook約45万回再生と、幅広い人に知ってもらう施策として好評を得ました。

 

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YouTubeより。2017年1月に公開された福生市PRアニメ「Tokyo SAKE Brewery」。福生市現地の酒造をPRしています。

 

 今回は30代までの若者をメインターゲットと想定して、前回同様、「物語性を持たせたアニメーション動画」を制作。今回のPRアニメ動画第2弾となりました。

 

 福生市のように、アニメを用いたPR施策を地方自治体が行う例は少なくありません。2015年には、岩手県遠野市がオリジナルアニメ『語りべ少女』を展開。今年10月には、岡山県高梁市が株式会社備中まちづくり研究所の設立を発表しました。同社を通じてアニメスタジオを開設し、子供向けアニメを制作する見込みです。

 

  アニメで町おこしをしようという流れは、今後さらに加速していきそうです。

 

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関連情報はこちら
 
■福生市PRアニメ「映画監督とぶらり!まち歩き」:
https://www.youtube.com/watch?v=rBJsfuzzXDc
※日本語版と英語版の2種類を公開。
 
<動画視聴方法>
・福生市ホームページ: http://www.city.fussa.tokyo.jp/
            (TOPページのバナーからご覧ください。)
・YouTube      : 「福生市メディアラボ」で検索。
・Facebook     : 福生市観光案内所「くるみる ふっさ」ページにて公開中。
 
■福生市メディアラボ
http://www.city.fussa.tokyo.jp/municipal/koho/medialabo/index.html