【Japan Expoレポート】ジャパンエキスポ2015(パリ)が開幕!会場の熱気を完全レポート

2015.07.03

 

日本文化を総合的に紹介する、世界最大級の見本市「ジャパンエキスポ(JAPAN EXPO)」(主催:SEFA EVENT, JTS Group)が、フランスのパリにて7月2日に開幕した。今年で第16回目の開催となるJAPAN EXPO 2015は、4日間で24.5万人の来場者数を見込んでおり、開催初日は木曜日と平日ながら大勢の日本ファンで会場にはごった返した。アニメやマンガ、日本食や武道など様々な出展で盛り上がるJAPAN EXPOの熱狂ぶりを、速報ダイジェストでお伝えする。

■4つの会場に600ものブースが出展

 

まず、JAPAN EXPOの会場の規模感であるが、面積は125,000㎡(東京ドーム2.7個分)と他の日本に関連するイベントと比較するとかなり広い面積で開催されている。また、出展者数も約600と、他のイベントとは一線を画する規模である(出展者一覧)。

 

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AFAに出展されるブースのカテゴリーとしては、「プロブース」「ブティックブース」「アマチュアブース」「ヤング・クリエイターブース」の4つに分けられる。

 

「プロブース」はいわゆる企業ブースを指し、自社製品のプロモーションや販売などが行われる。プロブースには欧米の出版社やビデオメーカー、グッズショップのほか、日本からの出展、日本企業の現地法人の出展も見られる。日本企業のブースに関しては、特集レポートを近日公開予定です。

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「ブティックブース」は小売店が出展するブースで、日本から買い付けしたアニメ・マンガグッズやプラモデル、フィギュアなど販売されています。ほかにも模造刀やロリータファッション、扇子などの小物を販売するブースも見られる。

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「アマチュアブース」「ヤング・クリエイターブース」は非営利団体や個人が出展するブースで、同人誌や商業化されていないオリジナルグッズが販売されている。これら2つのブースには、現地人だけでなく、日本から出展しているイラストレーターも少なくない。また、これらのブースではグッズの販売だけではなく、スケッチブックに似顔絵を描く有料サービスも行っている。

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■会場には日本の伝統文化を伝えるブース・ステージも

 

JAPAN EXPOには企業による出展だけでなく、現地在住の日本文化のファンが自ら書道や和太鼓をレクチャーを行ったり、剣道や居合道・弓道などの日本武道を披露するステージ企画が実施されていた。ほかにもオセロや将棋・麻雀などの卓上ゲームが体験できるブースも多数用意されていた。

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■フランスで日本の食を堪能!

 

JAPAN EXPOの会場のフードコートでは、たこ焼きやおにぎり、そうめんなどの日本でおなじみのファストフードが提供されている。イベント価格であるのはJAPAN EXPOに限った事ではないが、本格的な日本の味が体験できることからどのブースにも長蛇の列ができていた。ほかにも会場では、日本酒の試飲販売や駄菓子を販売するブースも出展されており、多くの日本ファンがお土産として購入していた。

 

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■フランスでもコスプレは大人気!

 

JAPAN EXPOの会場では、アニメ・マンガ関連の出展が多いことから、コスプレイヤーが数多く見られた。

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アニメやマンガだけでなく、食や武道にいたるまで日本文化を総合的に紹介しているJAPAN EXPO。ガリガリでは、引き続き現地から特集レポートを発信していきます!

 

 

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文・JAPAN EXPO取材班