株式会社ロッテが提供する、ガム専門の情報サイト「クレイジーガム放送局」（略称：CGB）において、ロッテから発売されている５種類のガムを擬人化した、５人のイケメンたちによる“お口の恋人”総選挙「ガム彼！」が11月20日より公開された。
■歯になってしまった女子高生を、ガム彼たちが救うストーリー
作品の舞台は、架空の高校私立香夢学園（がむがくえん）。主人公は、私立香夢学園(しりつがむがくえん)に通うごく普通な女子高生で、ある日突然“歯”になってしまったという設定。ウェブサイトでは、そんな彼女とイケメンなガム彼たちと繰り広げられる学園恋愛ストーリーを楽しみながら、お気に入りのガム彼に投票できるコンテンツを提供。ガム彼に投票すると、１位になったガム彼が“自分の名前を呼んでくれる限定ボイス”や“ガム彼オリジナルパッケージボトルガム”などが抽選で当たるキャンペーンが行なわれている。
■杉田智和、梶裕貴ら豪華声優陣を起用
主人公を魅了する５人のガム彼は、イラストの左から「ブラックブラックガム」を擬人化した“刺激ぶらっく”（CV:中井和哉）、「キシリトールガム」を擬人化した“白樺きしり”（CV:杉田智和）、「ACUO」を擬人化した“清涼あくお”（CV:梶裕貴）、「グリーンガム」を擬人化した“新緑ぐりん”（CV:鈴村健一）、「Fit’s」を擬人化した“柔華ふいつ”（CV:下野紘）と、豪華声優陣が声を担当。
ガム彼のイラストレーターには、人気乙女ゲームアプリ「イケメン大奥」のイラストも手がけている“ここかなた”さんを起用しており、既存の乙女ゲームファン（主に女性）の心をつかむ作りとなっている。
■キャンペーン展開
ガム彼のストーリーでは、歯になった主人公は「ガム彼を噛むことによって人間に戻れる」という設定。ウェブサイト上には、キャラクターごとにTwitterと連携された「噛むボタン」が設置されており、ツイートを投稿することでガム彼たちの“噛まれた回数”がカウントされる。“噛まれた回数”に応じて「最も噛まれたい彼」が決定するが、訪問者は、お気に入りのガム彼を一番にしてあげられるよう、何度でも「噛む」ボタンをクリックし、投票することができる。
また、ガム彼では、11月24日に公開予定のノベルコンテンツ「香る夢小説」をはじめ、ガム彼が利用者に語りかける「香る囁きボイス」、声優陣の掛け合いが魅力の「香乙女ムービー」など追加コンテンツを順次公開される。
■予想外の発想がネットバイラルを引き起こす
これまでに商品を擬人化した広告プロモーションは数多く行なわれてきたが、主人公の女の子を「歯」にしてしまう設定は、これまでにはないユニークな企画である。この設定により、ウェブサイトの利用者が、主人公（＝歯）の目線でコンテンツを楽しむことができることや、「ガム＝歯」という商品特製を上手くエンタメに取り入れることができている。また、「豪華すぎる」「本気すぎる」という声だけでなく、「その発想は無かった」「ここまでやるか」と言わしめる設定が、ネットユーザーの間で話題になるポイントを上手くつかんでいるのだろう。
