東京ゲームショウ2016の概要発表! ビジネスエリア・一般エリアともに来場者満足をアップさせる施策・企画を多数展開へ

2016.02.24

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 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が23日、「東京ゲームショウ2016」開催発表会を実施しました。会場には、ブース出展等に興味を寄せる多くの企業担当者、ゲーム業界関係者が集っています。

【ゲームの未来を見据えて: VR・AI技術にフォーカスした新コーナー設置】
 
 毎年多くの話題をふりまく東京ゲームショウ。昨年出展した480社(国内234社、国外246社)の73.5%が「出展に満足している」という結果も出ており、世界有数の大型ゲームイベントとして注目を集めています。

 開催20周年を迎える今年の東京ゲームショウのテーマは、「エンターテインメントが変わる。未来が変わる」。エンターテインメントの価値を大きく変えようとしている”最先端のゲーム事情”にフォーカスしたイベントを、4日間にわたって展開することを計画し、20周年記念企画として、ビジネス向けにゲーム産業シンポジウムや科学シンポジウム、記念基調講演も展開します(詳細は7月に発表予定)。

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一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会会長の岡村秀樹氏。東京ゲームショウ2016の実施にあたって、「今までの枠にとらわれない最先端の技術をプレゼンテーションできる場、ユーザーコミュニケーションが取れる場に」と意気込みを示しました。

 

 発表会では今回、一般エリアもビジネスエリアも、全体的にスケールアップすることが解説されました。

 なかでも注目は、今春からVR(仮想現実)対応タイトルの本格リリースされることに合わせた「VRコーナー」(9〜11ホール)の新設置です。VR技術を用いたゲームソフトやハードウェア、VRを活用したエンターテインメント、サービス、VR開発ツールなどを展開します。

 もう一つの注目は、発展が目覚ましく、各メディアにも多く報道されているAI(人工知能)技術を使ったソフトウェアや関連ハードウェア、ゲーム、サービスなどを展示する「AIコーナー」。AI関連のサービス事業などを出展対象に、AIを組み込んだゲームソフトのみならず、AIを実装したロボットやコンピュータ、サイネージの展開を見込んでいます。

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昨年、脚光を浴びたVRコンテンツ。大人気により「試遊できなかった」という来場者の声を受け、エリアを大幅に拡大。主催者企画として試遊専用エリア「VR体験ゾーン」などを設置します。
©2002-2016 CESA/Nikkei Business Publications, Inc. All rights reserved

 

 国内でも注目度が高まっている「e-Sportsコーナー」も新設。会場では実際に、出展社によるe-Sports大会も開催する見込み。大型スクリーンを設置してイベントを盛り上げます。
他にもSTEAMやFireTV、Apple TVなどの「ニュープラットフォーム」に対応したゲームタイトルや関連機器を集めた「ニュープラットフォームコーナー」も新設置します。

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昨年の一般公開日の様子。4日間で26万8446人(歴代2位の記録)が来場しました。来場者増加の背景には、スマートフォンゲームやPCゲームなど新たなプラットフォームが増えていることが、要因の一つに挙げられています。
©2002-2016 CESA/Nikkei Business Publications, Inc. All rights reserved

 

 従来から展開するエリアも内容を充実させます。強化エリアとして掲げられたのは、一般公開日に開催されていた「ファミリーエリア」。今年からはエリアの名称を「ファミリーゲームパーク」(一般公開日のみ出展)リニューアルし、入場年齢制限を中学生以下(昨年は小学生以下が対象)とその家族に拡大し、専用の物販・フードコーナーなども用意します。

 国内有数の大型イベントに成長し、来場者の数は3年連続で25万人を突破していることを受け、とくに一般公開日は来場者が多く、各イベントや施設には毎年長蛇の列が出来上がっていました。こうした課題点を背景に、来場者の満足度を上げるべく大型体験ゾーンやフードコート、休憩エリアの拡充(約5000席増加予定)も進めます。

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「東京ゲームショウ2016」開催発表会にて。昨年の出展社の満足度に関する結果などが公表されました。一般来場者を含め、今年はさらなる満足度アップを目指す施策が目立ちます。
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注目度も抜群。昨年のプレス来場者数は、国内外合わせて過去最多の5003人を記録。メディア掲載数は4215件に及びました(2015年10月末時点)。

 

 今年はニコニコ動画やYouTube、twitchなどで公式動画チャンネルの強化を進め、会場に足を運べないゲームファンに向けた情報発信も積極展開します。動画配信について岡村氏は、「会場のキャパシティは物理的な限界に達しているが、ドワンゴさんの(ニコニコ動画の)特別配信プラン、同時視聴・同時参加の試みを通じて、限界を越えてワールドワイドに情報発信していきたい」と話しました。

 

【海外出展社数も拡大へ: 東南アジアからの誘致強化と東欧・中南米企業の新規開拓】
 
 ビジネスエリアに関しては今回、海外からの企業出展に注力するために、新施策を行うことが発表されました。そのうちの一つが東南アジアにおける誘致活動です。昨年の東京ゲームショウでは、海外出展社の246社のうち、約170社が東南アジア各国からの参加出展したことを受け、東南アジアのイベントを中心に来場誘致活動を行なう予定を発表。ベトナム(初開催)で5月に、シンガポールで7月にそれぞれ近隣企業・現地ゲーム産業関係者とのコミュニケーションを図る商談会イベント「Game Networking」を実施します。

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昨年のビジネスミーティングエリアの様子。国内外のゲーム業界関係者が来場し、多くの商談が行なわれました。今年はさらに出展規模を大きくして、企業間のビジネスチャンス拡大を図る見込みです。
©2002-2016 CESA/Nikkei Business Publications, Inc. All rights reserved

 

 また、新たに中南米や東欧にも働きかけるべく、東欧各国(ポーランド、クロアチア、チェコ、ルーマニアなど)発のゲームベンチャー企業を紹介する「東欧ニュースターズコーナー」、中南米市場(ブラジル、アルゼンチン、チリ、コロンビア、コスタリカ、メキシコなど)のゲームベンチャー企業を紹介する「ラテンニュースターズコーナー」を新たに設置。東欧でも「Game Networking Eastern Europe 2016」シリーズを初展開し、各国からの出展をさらに促します。

 今年も、ビジネスミーティングエリア向けにアポイントシステム「アジア・ビジネス・ゲートウェイ」(8月から日本語・英語で稼働予定)を展開予定。同サービスは、出展社とビジネスデイ来場者、出展社同士をマッチングするための無料オンラインシステムです。希望の商談相手の検索やアポイント設定、商談案件の連絡、商談スペースの予約をPCやタブレット、スマートフォンで行うことが可能です。昨年は、登録者数が1011社(うち海外企業42カ国・427社)に達し、計475件(うち国際商談件数は416件)の商談が実施されたことが発表会で報告されました。

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早くもゲーム業界内外から注目を集める東京ゲームショウ2016。今年も大いに盛り上がりそうです。

 

【「東京ゲームショウ2016」開催概要】
 
名称:東京ゲームショウ2016 (TOKYO GAME SHOW 2016)
主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
共催:日経BP社
後援:経済産業省(予定)
特別協力:ドワンゴ

会期:
2016年9月15日(木)ビジネスデイ 10:00~17:00
2016年9月16日(金)ビジネスデイ 10:00~17:00
※ビジネスデイは、ビジネス関係者およびプレス関係者のみのご入場となります。
2016年9月17日(土)一般公開日 10:00~17:00
2016年9月18日(日)一般公開日 10:00~17:00
※一般公開日は、状況により、9:30に開場する場合があります。

会場:
幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)
展示ホール1~11/イベントホール/国際会議場
来場予定者数:23万人
募集小間数:2,000小間
入場料(一般公開日):
一般(中学生以上)・・・当日1,200円(前売券:1,000円)
小学生以下・・・・・・・・・入場無料

■出展社募集スケジュール
出展申込締切日:
2016年5月31日(火)
小間位置選定会:
2016年6月21日(火)
※40小間以上(隣接小間がない形状)の出展社
2016年7月1日(金)
※40小間未満(隣接小間がある形状)の出展社
出展社説明会:
2016年7月1日(金)

※今年より、出展の受付はオンライン申し込みに変更

 

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「TOKYO GAME SHOW 2016」公式サイト
http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2016/