アニメの企画プロダクション事業を行う株式会社ツインエンジン、アニメを用いた企業タイアップを専門に行う株式会社カルチャー、アニメのプロモーションを専門に行うエクスジール株式会社は、3社共同でワンストップでアニメ・コミュニケーションをプロデュースする「株式会社リレイション」を設立しました。
株式会社リレイションは、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」のラインナップ作品のほか、10年ぶりのアニメ新枠で放送予定の「モンスターハンター ストーリーズ(仮)」における宣伝コミュニケーションを担当することが発表されました。第一弾として、「ノイタミナ」枠で4月から放送中のアニメ「甲鉄城のカバネリ」のプロモーションを手掛けています。
リレイションは、アニメの放送媒体がテレビだけでなくスマホアプリやPC配信、映画館など、多岐に渡るなかで、制作会社、取引企業、視聴者という3者のコミュニケーションを包括的にプロデュースすることを目的として設立されました。ツインエンジンは、「ノイタミナ」枠で長年プロデューサーを務めてきた山本幸治氏が代表取締役を務めるアニメ制作プロダクションであり、「ノイタミナムービー」ブランドの企画制作を手掛けています。カルチャーも、アニメ作品の公式アプリ制作や、アニメと企業のタイアップ企画を専門に取り扱っている代理店で、これまでに『進撃の巨人』と西武鉄道がコラボレートした「進撃の西武鉄道」企画などをプロデュースしています。また、エクスジールは、「ノイタミナ」作品のプロモーションのほか、ウェブ配信番組やウェブサイトの制作を請け負っている会社です。これまでも連携することの多かった3社ですが、共同会社の設立によって、これまで培ってきた企画制作力、プロモーション力をよりスムーズに結びつけ、迅速かつ魅力的なプロモーション活動が可能になったと言えるでしょう。
すでに「甲鉄城のカバネリ」のプロモーションとして、渋谷周辺を『カバネリ』をはじめとしたノイタミナ作品でジャックする大規模な企画をプロデュースしています。共同会社の設立により、プロモーション・タイアップ案件の企画立案から実行までのスピードがアップするのは間違いなく、今後もリレイションのような座組みは増えていくと推測されます。