エヴァ初号機デザインの新幹線で九州各地へ “体験型”から”旅行型”にサービス拡充

2017.02.20

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JR西日本と近畿日本ツーリストが16日、人気アニメの「エヴァンゲリオン」とコラボレーションした新幹線「500 TYPE EVA」を、観光ツアー専用臨時列車として初運行することを発表しました。

 

【各種観光プランを展開 博多総合車両所まで初の直通運行も】
 今回の企画は、2015年11月7日の運行開始から実施している「新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクト」の一環。「エヴァンゲリヲン初号機」デザインの「500 TYPE EVA」車両を用いた観光ツアー専用の臨時列車を展開します。また通常、新大阪駅〜博多駅間の運行ですが、今回は特別に新大阪駅から新幹線の車両基地「博多総合車両所」まで初の直通運行を実施します(往路のみ。復路は博多駅〜新大阪駅間の運行)。通常は乗降ができない博多総合車両所で降車し、見学コースに参加することも可能です。

 

 近畿日本ツーリストでは1号車の「500 TYPE EVA 展示・体験ルーム」にある「実物大コックピット搭乗体験」やオリジナルグッズなどが含まれる70名様限定のプレミアムプランをはじめ、エヴァンゲリオンファンや鉄道ファンの方々はもちろん、個人でも家族一緒でも楽しめるよう、多彩なプランを順次発売します。

 

【ポイントは体験サービスから旅行サービスへの転換】
 「新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクト」は、山陽新幹線の全線開業から40年、「エヴァンゲリヲン」のテレビ放送スタートから20年を迎えた2015年に始動。プロジェクト内で生まれた特別車両「500 TYPE EVA」は、同アニメの監督・庵野秀明が監修、メカニックデザイナーの山下いくとが車両デザインを手がけました。博多ー大阪間で2015年11月7日から、2018年春まで運行を予定しています(運転時刻指定。また2017年4〜5月頃は他車両が運行予定)。

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1号車「500 TYPE EVA 展示・体験ルーム」内にある「実物大コックピット搭乗体験」コーナーの様子

 

 過去には運行区間で様々なキャンペーンやサービスを実施。各停車駅でのスタンプラリーの設置やオリジナルレアアイテムのプレゼントを行なった他、博多駅(山陽新幹線改札内)ではコラボレーションカフェ「500 TYPE EVA Cafe」を展開しています。

 

 今回のツアー企画のポイントは、ツアー専用の臨時列車が設けられたこと、そして博多駅からさらに、長崎のハウステンボスや大分の別府温泉まで足を伸ばす旅行プランなどを用意していることです。「500 TYPE EVA」に乗車することを目的とした”体験型”からさらに、エヴァンゲリヲンや鉄道が好きなファン同士が時間・場所を共有して楽しむ”旅行型”への拡充が図られています。九州の各観光地への経済波及効果が期待されるでしょう。

 

【ツアー概要】


1. 運転日・運転区間・運転時刻
○下り 4月1日(土) 新大阪 8:11発 博多 11:40着 博多総合車両所 11:58着
○上り 4月2日(日) 博多 13:47発 新大阪 16:24着
※上記時刻は2月16日現在の予定時刻で、変更となる場合あり。

 
2. 使用車両
500系8両編成「500 TYPE EVA」(定員489名)
 
3. 途中停車駅
新神戸・姫路・岡山・広島・小倉・博多

 

【主要コースおよび旅行代金】


①「実物大コックピット搭乗体験」&「博多総合車両所」見学付 博多1泊2日
旅行代金:新大阪発おとな一人あたり 39,800円~42,800円 ※70名様限定
・オリジナルグッズ2点(「500 TYPE EVA オリジナルNゲージ」と「500 TYPE EVA オリジナルバスタオル」)付・往路の昼食には「エヴァンゲリオンプロジェクト弁当」を用意

 
②「オリジナルグッズ」&「博多総合車両所」見学付 博多1泊2日
旅行代金:新大阪発おとな一人あたり 31,800円~34,800円 ※30名様限定
・オリジナルグッズ1点(「500 TYPE EVA オリジナルバスタオル」)
 
※博多総合車両所見学コースの主な内容(見学時間:約90分)
①概要説明 ②展示室見学(総合表示盤、ジオラマ、模型展示、0系運転台シミュレータ) ③屋上見学 ④着発線見学 ⑤洗浄線見学
 
※旅行商品の行程等は2月16日現在の予定で、変更・追加となる場合あり。
 
5 その他
・近畿日本ツーリストが企画・実施する「旅行商品」のみでの発売。
・ご乗車のお客様全員に、オリジナルポストカードをプレゼント。

 
 

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