佐賀県は、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環としてTVアニメ「ポケットモンスター」シリーズがこの秋放送1000回を迎えたことを記念し、「ニャース気球佐賀襲来!~気球の街でサガせ!ロケット団員1000万人!!~」を11月26日まで実施しました。
■TVシリーズの放送1000回を記念して熱気球大会とコラボレーション
「サガプライズ!」は、自治体や民間の垣根を超えて実施される佐賀県主体の情報発進事業。県内外の人・企業とのコラボレーション企画を実施しています
今回の企画は、TVアニメ「ポケットモンスター」シリーズが今秋放送1000回を迎えることを記念したプロジェクト。11月1日から5日間開催された、アジア最大級の熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」に、TVアニメ『ポケットモンスターサン&ムーン』(テレビ東京系)に登場する悪の組織「ロケット団」の移動手段である「ニャース気球」が登場することを歓迎し、10月25日から11月26日まで、ロケット団員1000万人を目指し、スタンプラリー等による団員誘致活動を実施しました。
最終日である11月26日には、佐賀県でのロケット団員誘致活動の最終プロジェクトとして、ロケット団入団希望者を集め、ロケット団が長年追い続けているピカチュウの巨大人文字づくりに挑戦するイベントを、佐賀県の吉野ケ里歴史公園にて開催。 TVアニメの放送が1000回を迎えたことを記念し、早朝にもかかわらず、子どもから大人まで1000人ものロケット団入団希望者が集結しました。参加者は会場で配られた黄色・黒・赤・白・茶色のTシャツを着て、全員で巨大ピカチュウの人文字づくりに挑戦。力を合わせてピカチュウのイラストの人文字が完成し、10月25日から始まったイベントが盛大にフィナーレを迎えました。
会場には、11月初旬に開催された佐賀インターナショナルバルーンフェスタで九州初上陸した、ニャース気球が登場。ニャースも登場して参加者にエールを送るなど、会場を盛り上げました。
参加した小学生は「朝早くて大変だったけど楽しかった!!人文字が完成した写真が早く見たい!」と語りました。 人文字づくり終了後は、参加者の中から抽選で当選した方々を対象に、ニャースとの記念撮影会とニャース気球搭乗体験を実施しました。
なお、佐賀市白山付近で開催中のイルミネーションイベント「サガ・ライトファンタジー」では、2018年1月18日までロケット団のフォトスポットを展示しています。
■地方自治体との連携に積極的なポケモン『ポケモンGO』企画も話題に
大人・子供問わず人気を博す「ポケットモンスター」は、地方自治体との連携にも積極的です。
近年は、AR(拡張現実)を駆使して大ヒットしたスマホアプリ『ポケモンGO』を通じて観光振興や地域活性に貢献する取り組みを実施。岩手県や宮城県、福島県、熊本県の被災地の他、京都など全国各地で盛り上がりを見せています。
特に鳥取砂丘で11月24~26日に実施されたコラボレーションイベントでは、約8万9000人が訪れ、経済効果は約18億円に達したと発表(米・Niantic発表)。鳥取県は4億円を見込んでいましたが、予想をはるかに超える盛況ぶりでした。
TVやゲームを通じて大規模なコラボレーション企画を仕掛けるポケモン。今後の動向にも注目です。
――――――――
関連情報はこちら
■サガ・ライトファンタジーロケット団フォトスポット
開催期間:2018年1月8日(月・祝)まで
設置場所:佐賀市白山 エスプラッツ南側
※行事の都合により場所を変更する場合あり
点灯時間:17:00~22:00
※イベント開催日は変更あり
■関連サイト
イベント公式サイト:http://sagaprise.jp/teamrocket/
サガプライズ!公式サイト:http://sagaprise.jp/
TVアニメ『ポケットモンスター』公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pokemon_sunmoon/