アニメ制作会社のトワフロ合同会社は塚原重義監督の最新作『クラユカバ』の制作資金の調達のため、12月5日 より「Makuake」にてクラウドファンディングを開始しました。目標金額は2,500,000円。本作はVRなどの革新技術を用いて描き、作品の世界を体感できるアニメとして制作を行うそうです。
塚原重義監督と実績ある精鋭のクリエイターが集まり制作するスチームパンク風SFファンタジー『クラユカバ』。本クラウドファンディングはオリジナルのアニメ作品としての完成のため、クラウドファンディングサイトである「Makuake」にて2018年12月5日(水)より開始。本作ではアニメの制作工程からその出口、活用まで従来のアニメとは異なる多くの挑戦をしながら進めていく作品になるとのこと。また、今回のクラウドファンディングでは人気イラストレーターや漫画家、活動弁士など、多くのクリエイターの協力を得ており、豪華リターンも用意する予定です。
近年クラウドファンディングで制作費の一部を集めるケースが徐々に増えており、片渕須直監督による『この世界の片隅に』映画化では、同クラウドファンディングで3,900万円を集めて話題となりました(完成した映画興行も成功)。制作費全体を賄うには遠く及ばないものの、事前の話題作り、テストマーケティングな意味合いとして注目されています。アニメコラボを求める企業にとっても、早い段階から作品制作情報を知ることができる場であるとも言えます。
■Makuakeプロジェクト概要
・クラウドファンディング実施期間:2018年12月5日(水)〜2019年1月30日(水)18時00分
・URL:https://www.makuake.com/project/kurayukaba/
■クラウドファンディング協力クリエイター
〈参加クリエイター〉
アカツキチョータ 氏 (キャラクターデザイナー・アニメーター・作曲家)
大童澄瞳 氏 (漫画家)
可否 氏 (イラストレーター・漫画家)
キツネイロ 氏 (イラストレーター)
KOME 氏 (イラストレーター・漫画家)
鈴木小波 氏 (漫画家)
東京モノノケ 氏 (イラストレーター)
七原しえ 氏 (イラストレーター)
やぼみ 氏 (アニメーター・漫画家)
宵町めめ 氏 (漫画家)
本作はアニメの舞台を”体感できる”ことに挑戦。VR内に今回のオリジナル作品の舞台をつくり、アニメを観たユーザーが自由にその舞台を散策したり、遊んだり、他のユーザーと交流することができるようになる仕組みを構築している。画面の中だけでは伝えきれない世界観や雰囲気を多くの方と”体感”してもらうことが可能になりそうです。
本作の舞台となる「扇町」をVR内にて建設しております。また、舞台は拡張予定あり、「扇町」以外のステージもVR内にて建設中です。
▼VR上のイメージ映像▼
https://youtu.be/cXETlWGIhbU
※ストーリーボード、美術設定などビジュアル数点、導入部分の脚本一部公開
■フォーマット
長編アニメーション(70分想定)
■ジャンル
SFファンタジー(スチームパンク)
アクション・アドベンチャー
■あらすじ
―いつかみた、どこかへ。
皆知っているが誰も知らない。
すぐ足元にある、クラき異郷。
街の地下には様々なものが吹き溜まる、未知の広大な空間があった。
光あふれる地上からあぶれ落ちた人や物。
あるいは、奈落の奥底より湧き出た「何か」たち。
「坊や、あの祭列についていってはいけないよ」
「どうして?」
「永遠に、クラガリを彷徨うことになるからね」
いつもの朝、いつもの道、いつもの街角。
それらのすぐ脇に闇はぽっかりと口を開け、踏み込む者をじっと待っている。
これは「異郷」を往来する者たちと、その中を邁進する謎の装甲列車「ソコレ四六三」の、冒険の物語である。
詳細情報
■制作スタッフ
監督:塚原重義
キャラクターデザイン・作画監督:皆川 一徳 氏
デジタル制作技術協力: りょーちも 氏
脚本: 福島直浩
プロデューサー:迫田祐樹 氏(Twiflo,LLC)
企画:Twiflo,LLC http://twiflo.com/
■参考リンク
クラユカバ公式HP(http://kurayukaba.com/)
クラユカバ情報Twitter(https://twitter.com/kurayukabaINFO)
塚原重義Twitter(https://twitter.com/iyasakado)
クラユカバ公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UC5DVeQZpZhgC8Nhi8IBjcVA/featured)