2020年7月3日にオンラインセミナー、アニメ/キャラクターを使った企業マーケティング入門 「アニものづくりビジネスウェビナー Vol. 01」が開催されました。『鷹の爪』でもお馴染み株式会社ディー・エル・イー(以下、DLE)の高倉 喜仁氏(以下、高倉氏)とガリガリ編集部が登壇し、アニメやキャラクターの利用を検討している企業や、コロナ期における新しいチャレンジをしたい企業担当者に向けて講演しました。
DLE高倉氏は、「マーケティングにおけるキャラクターの活用方法 ~企業・自治体・官公庁における幅広い事例とメリット~」というタイトルで講演されました。
まず『鷹の爪』はテレビ、映画、ラジオからプロモーションや地域活性化まで広く活躍しており、使い勝手がいい作品であることを紹介。キャラクターマーケティングのメリットとして「フレキシビリティー」「表現力」「継続性」の3つを挙げ、キャラクターであれば「わかりにくいことをわかりやすく」 「言いにくいことを言いやすく」伝えることが可能であると、タイアップ事例と共に紹介しました。
キャラクターの多様な活用方法として、著名キャラクター、オリジナルキャラクターそれぞれの使い方の方向性と効果、注意点、成功ポイントを、メディア展開についてはSNSや動画広告、着ぐるみ、店頭ツールなどそれぞれの場面でどう活かすのがいいのか、具体的な数字と共に特徴を分かりやすく説明されました。
そして最後に、実際の運用と進行フローについて触れ、短期間で制作できる背景や調整・変更もスピードを持って対応が可能であることを紹介されました。どのメディアで展開しても、最終的に一番大切なのはシナリオで、伝えたいことを把握した上でどう伝えるのかの部分に、制作時間を一番かけているとお話されていました。
アニものづくりアワード事務局からは、ガリガリ編集部の林 龍太郎が「アニものづくりアワードの紹介及び、コロナ期におけるキャラクター活用メリット」というタイトルで講演。「アニものづくりアワード」は、優れた「アニメ×異業種」の取り組みに贈る日本初のアワードで、これまで第3回まで開催されており、過去に受賞された作品と共にアワード7部門について紹介しました。
また過去の受賞作品から見えてくる、成功するアニメタイアップやコラボレーションのポイントと、コロナ期におけるアニメ/キャラクター活用のメリットについて、「販売促進効果」「三密回避」「即時性」「ニューノーマルへの影響」の4つを挙げて説明しました。
コンテンツファンと企業や商品・サービスとの距離を近づける手法やノウハウ、事例などを知ることのできる場づくりにこれからも引き続き取り組んでいきます。アニメ/キャラクターを使った企業マーケティング入門 「アニものづくりビジネスウェビナー」の次回は、8月に開催予定です。詳細はまた追ってお知らせ致します。次回もご期待ください!
【登壇者プロフィール】
株式会社ディー・エル・イー COO 高倉 喜仁氏
株式会社資生堂に新卒入社し、R&D部門を経てマーケティング部門でグローバルマーケティングに7年従事。その後2014年に株式会社テイクアンドギヴ・ニーズに入社し、新規事業やマーケティングの責任者を経験。2016年に株式会社ディー・エル・イーに入社。マーケティング責任者、広告事業責任者を歴任し、2019年2月より取締役COO。
株式会社ディー・エル・イーHP https://www.dle.jp/jp/
【セミナー概要】
開催日:2020年7月3日
タイトル:アニメ/キャラクターを使った企業マーケティング入門 「アニものづくりビジネスウェビナー Vol. 01」
場所:オンライン
【主催】
アニものづくりアワード実行委員会
https://animono.jp/