グローバルスキンケアブランドSK-IIは、ブランド初のフィルムスタジオ SK-II STUDIOの新作として、アニメーション作品「VSシリーズ」が2021年5月1日に全世界で一斉公開されました。
容姿の美しさや“女性らしい”振る舞いなど競技の場以外での闘いを強いられ、様々なプレッシャーに直面する世界的なトップアスリートたち。それぞれが抱える葛藤や”怪獣”に立ち向かい、乗り越え“運命”を変えていく姿を、映画製作者やアニメーター、ミュージシャン、コンテンツクリエイターらが各国から参加し、アニメーションと実写を融合させて制作しています。
スタジオは2021年3月に始動、第1弾として水泳の池江璃花子選手が出演する作品を発表、今回の「VSシリーズ」は第2弾となります。
「VS シリーズ」は、女性アスリートがアンチやプレッシャーなどに立ち向かい、運命を変える様子を描いた全6篇のアニメーション作品です。史上最多メダル獲得者の体操選手シモーン・バイルズ、世界記録を持つ競泳選手リウ・シアン、オリンピックメダリストの卓球選手 石川佳純、金メダリストの元バドミントンペア高橋礼華選手と松友美佐紀選手、サーフィン選手の前田マヒナ、バレーボール女子日本代表「火の鳥 NIPPON」の選手たち(※2019年撮影。出演選手は当時のバレーボール女子日本代表登録選手。JVA2020-02-001)をそれぞれ主役に制作されています。
彼女たちに実際に話を聞きながら、実体験をもとにリアルなストーリーを構成。選手たちを一方的なヒロインに祭り上げるのではなく、一人の人間として描き出すことに注力したといいます。
アンチ(SNS上での誹謗中傷)、プレッシャー(周囲からの圧力から芽生える自分への疑い)、ルックス(外見偏重による決めつけ)、ルール(美しさのルール)、リミット(人から決めつけられた限界)、マシーン(完璧さを追求するがゆえに立ちはだかる困難)という6つをテーマに取り上げ、多くの女性たちにも身に覚えがある社会からの圧力や、それに対する葛藤を“怪獣”としてアニメーションならではの映像表現と圧倒的な映像美で、これまでにないアニメーション作品に仕上がっています。
『VSアンチ』は、史上最多メダル獲得者の体操・シモーン・バイルス選手が出演。容姿に関するネガティブな意見に晒されてきた彼女の実体験をもとに、「アンチ(SNS 上での誹謗中傷)」に立ち向かう姿をカラフルでポップなアニメーションで描いています。手掛けたのはパッション・ピクチャーズ(Passion Pictures)、劇中歌にはジョン・レジェンドの楽曲「Take A Look」を使用しています。
『VS プレッシャー』は、オリンピックメダリストの卓球・石川佳純選手が出演。卓球界のスターとして世間の期待を一身に背負う彼女の実体験をもとに、「プレッシャー(周囲からの圧力から芽生える自分への疑い)」に葛藤しながらも自らの限界に果敢に挑み続ける姿を、SFテイストの世界観とダイナミックなアクションで描いています。手掛けたのはポーランドのプラティーグ・イメージ(Platige Image)。
『VS ルール』は、サーフィンの前田マヒナ選手が出演。ハワイで生まれ育った彼女が悩んだ、見た目とカルチャーの実体験をもとに、”日本人はこうあるべき”という「ルール(美しさのルール)」に従うのか、自分らしさとの間で揺れ動く先に自分の意思で決めた道を選び、固定観念の呪縛から解き放たれる姿を、幻想的な世界観で描いています。手掛けたのはハリウッドのイマジナリー・フォーシス(Imaginary Forces)。
『VS ルックス』は、水泳で世界記録を持つリウ・シアン選手が出演。“美人すぎる水泳選手”として外見への過度な注目をされてきた彼女の実体験をもとに、「ルックス(外見偏重による決めつけ)」ではない本当の自分を世界に証明する姿を描いています。手掛けたのはポーランドのプラティーグ・イメージ(Platige Image)。『VS プレッシャー』とは打って変わり、水中を舞台にした幻想的な世界観と緊張感のある映像が美しい。
『VS マシーン』は、金メダリストの元バドミントンペア高橋礼華選手と松友美佐紀選手が出演。髙橋礼華選手の引退発表を受け、2020年8月に先行して限定公開されていました。機会化され「マシン(機械)」にスコア評価される未来のディストピアが舞台。私たちは「マシーン(完璧さを追求するがゆえに立ちはだかる困難)」じゃない!人と人との“心の絆”という人間らしさを信じ保ち続けることで、逆境を共に乗り越えていく強さを学び、機械のようなマインドセットから解放される姿を描いています。手掛けたのはハリウッドのイマジナリー・フォーシス(Imaginary Forces)。
『VS リミット』は、バレーボール女子日本代表エラー! ハイパーリンクの参照に誤りがあります。「火の鳥 NIPPON」の選手たちが出演。“理想”の影に飲み込まれそうになった彼女たちが、社会の決めつけた「リミット(人から決めつけられた限界)」にチームで立ち向かう姿を、幻想的なスチームパンクの世界観で描いています。手掛けたのはC3。
運命を変えるのは自分自身!女性たちの背中を押すSK-IIのブランドテーマ
SK-IIは、自らの意志で運命は変えることができると信じ、多くの女性たちが勇気を持って一歩を踏み出し、その運命を変えていくことを応援しています。
2016年からはテーマを「#CHANGEDESTINY~運命を、変えよう。」とし、様々なキャンペーンを展開。「カンヌライオンズ2016」のグラスライオン賞およびPR部門の金賞を受賞した動画「婚活マーケットを乗っ取ろう」に始まり、年齢をテーマにした「誰かに決められた期限なんてない(2017年)」、世代間の価値観の違いをテーマにした「私たちの中間地点(2019年)」、そして結婚をはじめ女性が直面する社会的期待からのプレッシャーについて取り上げたドキュメンタリーシーズ「タイムライン(2019年)」をこれまでに発表しています。
今年3月には、ブランド初のフィルムスタジオ SK-II STUDIOが始動。女性が抱えるさまざまなプレッシャーを取り払うことを目的とし、社会的課題に関する会話や議論を促すコンテンツを発信していく取り組みの中で生まれたのが「VSシリーズ」です。また、「VSシリーズ」の映像を観ることで、1再生ごとに1ドル(本年の拠出額50万ドルを上限)を、運命を変えようと踏み出す女性たちへの様々な支援活動に当てる「#CHANGEDESTINY資金」も動き出しています。
SK-IIはお酒作りなどの発酵プロセスの中に、肌を美しくしてくれる秘密があるということから、長い期間の研究を経て、特別な酵母の独自の発酵がもたらす、唯一無二の成分ピテラ™※が誕生。基礎化粧品としては高価格帯の商品が多く、30代以上の女性を中心に支持を集めています。
1980年に日本で誕生し世界中で展開。発売以来約40年に渡り、女性のお肌だけでなく運命をも変えていくことを目指している同ブランドが、女性の支援を続ける意義は大きく今後の動きも期待されます。
※ピテラ™:特別な酵母の株から、独自のプロセスで発酵させ生み出した、SK-IIだけの天然由来成分(SK-II独自のガラクトミセス培養液-整肌保湿成分)
・SK-II 公式日本サイト
https://www.sk-ii.jp/VSSeries/All