仕事や読書、動画の視聴などで酷使されているわたしたちの目。スマホを使用する時間も増えるばかりで、ますます目薬が手放せない…という方も多いのでは? 今回ご紹介するのは、相次いでアニメ作品とのタイアップキャンペーンを行っている参天製薬の事例です。
不動の人気を誇る少女漫画『ガラスの仮面』と参天製薬とのタイアップキャンペーン「サンテ40 ガラスの仮面なりきりアイマスクキャンペーン」は、6月にスタート。webサイトでは「サンテ40ゴールド劇場」と題して、伝説の女優・月影先生が疲れ目のケアをドラマティックに語ります。
「サンテ40ゴールド…おそろしい子!」
「疲れ目をケアする、ただそれだけで印象は変わるわ。瞳は生き様を語る・・・あなたは千の仮面を持っている!」
(※画像はサイトのスクリーンショットです)
こうしたセリフ使いや、斬新なプレゼントグッズがファンの心をつかみ、現在、SNSを中心に話題を集めています。
また同時に、映画が公開されたばかりの『攻殻機動隊 新劇場版』と「サンテPC」とのタイアップも展開されています。主人公・草薙素子が目薬をさしている絵を、電車内のステッカーなどで目にした方も多いのではないでしょうか。
このように、大人気コンテンツを活かしたプロモーションを展開する参天製薬。どのような意図のもと、こうした取り組みを推し進めているのか……同社の担当者にお話を聞いてみました。
――タイアップするコンテンツはどういった視点で選んでいるのでしょうか?
「タイアップの目的は、これまで目薬やアイケアに関心のなかったお客様に、興味をもっていただくきっかけにしてもらうためです。そこで、コンテンツを選ぶ際には、一定数のファンがいることや、話題性、目薬・アイケア文脈でコンテンツを活かせること、コンテンツの世界観とのマッチなど、多面的な視点から選定しています。今回の『ガラスの仮面』は、月影先生をはじめ各キャラクターを使って、原作の世界観そのままにサンテ40シリーズや夕方老眼の啓発ができることが最大のポイントとなりました」
(※画像はサイトのスクリーンショットです)
「また『攻殻機動隊』は、近未来SFの世界観が、パソコン・スマホのブルーライト等の光ダメージをケアする「サンテPC」のイメージに合致しているということでタイアップが実現しました。SNSでどの程度話題にしていただけるのか正直不安もありましたが、おかげさまでファンの方から好意的なコメントをたくさんいただき嬉しく思っています」
ーーそれぞれ、ターゲットはどういった方々を想定されていますか。
「【ガラスの仮面×サンテ40シリーズ】では、『ガラスの仮面』ファンのコア層である40代女性を想定しています。【攻殻機動隊×サンテPC】は、『攻殻機動隊』ファンのコア層である20~40代男性を中心として、スマホ・パソコンの使用により目を酷使している幅広い性・年代の方を対象に考えています。タイアップを通じてたくさんの方に商品を知っていただいたことで、ドラッグストアの店頭でも好評をいただいています」
ーー今後の展開予定について教えてください。
「【ガラスの仮面×サンテ40シリーズ】「なりきりアイマスクキャンペーン」は8月31日までとなっていますが、引き続きタイアッププロモーションを計画していますので、ご期待ください」
ーーありがとうございました! 引き続き、楽しみにしています。
人気コンテンツとのタイアップキャンペーンは、今や多くの企業が取り組むところ。その力を最大限に活かすには、今回の参天製薬の事例のように、作品に対する深い理解と柔軟さが必要であると感じました。『ガラスの仮面』の登場人物のように輝く瞳になりたい方は、以下からキャンペーンに応募することができます。
(6/25追記:『進撃の巨人』とサンテFXのタイアップも開始されました。以下のリンクからサイトを見ることができます)
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■参考リンク
サンテ40 ガラスの仮面なりきりアイマスクキャンペーン
参天製薬サンテPC
http://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/products/otc/sante_pc/
サンテ×進撃の巨人 疲れ目を駆逐せよ!キャンペーン