ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、11月16日~12月13日の4週分における国内家庭用ゲームソフト/ハードの売上を発表しました。2015年の年末商戦を占う重要な本期間を制したゲームソフトは、大人気シリーズの最新作「モンスターハンタークロス」(カプコン/11月28日発売/3DS)で、ダブルミリオンを達成。また、ゲームハードにおいても、ニンテンドー3DSが合計36.2万台を売り上げ、首位となりました。
ゲームソフト部門で首位を獲得した「モンスターハンタークロス」は、“モンハン”の愛称で親しまれている人気ハンティングアクションゲームの最新作。第1作の発売から11年目を迎えましたが、まだまだその勢いは衰えることなく、今作もすでに210.8万本を販売し、ダブルミリオンを早々に達成しています。2位には、12月18日に最新作の公開がスタートした「スター・ウォーズ」シリーズを原作とする「スター・ウォーズ バトルフロント」(エレクトロニック・アーツ/11月19日発売/PS4)がランクイン。以下、「妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊」(レベルファイブ/7月11日発売/3DS)、「Splatoon(スプラトゥーン)」(任天堂/5月17日/Wii U)、「スーパーマリオメーカー」(任天堂/9月10日/Wii U)といった今年の人気作が上位に入りました。6位には、こちらも評判の高かった「マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX」(任天堂/12月3日/3DS)が付けており、さらなる売上の伸びが期待されています。「モンハン」や「スター・ウォーズ バトルフロント」、「スプラトゥーン」のように、友達との協力対戦(ネットワーク対戦)でこそ真価が発揮されるゲームの人気は、現在でも根強いものがあります。
『モンスターハンタークロス』プロモーション映像3
4頭のメインモンスター、二つ名のモンスターなど、新種が数多く登場。ハンティングも「狩り技」と「狩猟スタイル」、「武器種」の組み合わせで多彩なアクションが可能に。また、ハンターのサポート役である「ニャンター」で狩りに参加することもできる。
『Star Wars バトルフロント: Battle of Jakku』ゲームプレイトレーラー
映画「スター・ウォーズ」を原作としたアクション・シューティングゲーム。シリーズ3作目となる本作は、初期三部作を描いた作品となった。
『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』 紹介映像
『マリオ&ルイージRPG』シリーズの5作目。今作は『ペーパーマリオ』シリーズとのコラボ作で、マリオとルイージ、そして不思議な本から飛び出したペーパーマリオと共に冒険を楽しむRPG。
ゲームハード部門では、ニンテンドー3DSが、「モンスターハンタークロス」の発売週に13万本以上を売り上げ、集計期間内の累計でトップに立ちました。プレイステーション4も2万台~4万台と週を経るごとに売り上げを増やしているほか、Wii UやプレイステーションVitaも、同じく12月に入ってから販売台数が伸びています。累計販売台数においては、3DSが1972万台と、2000万台の大台が目前に迫りました。また、プレイステーション4は、期間内に12万台以上を売り上げたことで、累計販売台数の200万台超えを達成しました。世界での累計販売台数は2500万台を超えていますが、日本でも着実シェアを広げています。
12月3週目以降も、人気スマホゲーム「モンスターストライク」のアニメ版と連動する本格RPG「モンスターストライク」(ミクシィ/12月17日発売/3DS)、11月に海外でリリースされ、すでに1000万本を超える売り上げを記録しているオープンワールドRPG「フォールアウト4」(ベゼスタ・ソフトワークス12月17日発売/PS4・Xbox One)など、話題作が控えています。クリスマスや正月といったビッグイベントもあり、ソフト/ハード部門ともに、年末商戦の後半戦も熱く盛り上がることは間違いないでしょう。
モンスターストライク(モンスト)TVCM クリスマスの朝は…?篇
youtubeで配信中のアニメ版「モンスターストライク」と同じ世界観で繰り広げられるRPG。「モンスト」の特徴である「爽快ひっぱりハンティング」は本作でも健在。
Fallout 4 オフィシャルトレーラー
PS4、Xbox One、PCで発売されるオープンワールドゲーム。核戦争で崩壊した後の世界が舞台。美麗なグラフィックとモーションで作り込まれた世界と、膨大なクエストを好きなタイミングで楽しめるのが魅力。