ソニー企業株式会社が16日、茨城県大洗町の2018年向けのふるさと納税(大好きです大洗寄附金)に、GPSやAR(拡張現実)を活用したスマートフォンアプリ「舞台めぐり」を組み合わせた、「行ける!ふるさと納税」をラインアップに加えたことを発表しました。従来の地域ゆかりの商品を提供する方式とは異なり、謝礼品を受け取った後、町へ訪問したくなる商品構成となっています。
■『ガルパン』聖地の大洗町、ふるさと納税にGPS・ARアプリ「舞台めぐり」活用
大洗町は、戦車戦が武道として嗜まれる世界で活躍する女子高生たちを描いた人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で舞台の一つとして扱われ、同作とのタイアップを積極的に行ってきました。また企画段階から町と制作チームが連携したことが功を奏し、2015年には440万人以上の観光客の集客に成功。アニメの聖地の一つとして脚光を集めるようになりました。
そんな『ガルパン』効果は、ふるさと納税にも現れています。2014年の寄付金は約760万円だったところが、2015年に『ガルパン』グッズを返礼品としてラインアップに追加すると2億円超の寄付金が殺到。メディアで話題になりました。
今回は、昨年好評だった「行ける!ふるさと納税」の第2弾として、地域にまつわるグッズ(商品)とGPS・ARを活用したアプリ体験チケットおよび現地で使える体験チケットを組み合わせた、新しいスタイルのふるさと納税の提供を14日よりスタート。以下の組み合わせで構成されています。
1.オリジナルガルパンジャケット(S/M/L/LL/LLL)
2.大洗タウンミーティング参加チケット
3.“ガールズ&パンツァーうぉーく!”ワンデーラリー体験チケット
4.“ガールズ&パンツァーうぉーく!”ゲームパスポート
今回は形の違うA・Bの2パターンを各2色ずつ展開
申請は、ふるさと納税申込時に行います
■最大800名収容のタウンミーティング実施 アプリ活用して街歩きの機会創出へ
同体験チケットで用いられるスマートフォンアプリ「舞台めぐり」は、ソニー企業株式会社が提供する、アニメの世界が体験できるGPS・ARアプリです。『ガルパン』以外にも、『ラブライブ!サンシャイン!!』(静岡県沼津市)や『らき☆すた』(鷲宮神社から糟日部駅周辺)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(埼玉県秩父市)など全国各地のアニメ聖地で活用されています。
「舞台めぐり」は、アニメのストーリーや登場人物にゆかりのある場所を検索し、その場所でアニメシーンと同じ構図を確認したり、登場キャラクターと一緒にAR撮影をしたりすることが可能。また、その日の思い出をあなただけのアルバムにすることができます。
さらに現地チェックイン特典として、作品声優によるオリジナルボイスや壁紙をプレゼント(対応作品限定)。街を盛り上げるデジタルスタンプラリーやARG(代替現実ゲーム)にも対応します。
大洗町の「行ける! ふるさと納税第2弾」では、2018年6月3日・9月2日に「もっと大洗を好きになる!」をテーマに、大洗町について語り合う「大洗タウンミーティング」を現地で開催。各日ともに、大洗町文化センターで最大800名を収容する大規模なタウンミーティングです。
ミーティング後には「ガルパンうぉーく! ワンデーラリー」を実施。GPSとARと看板を使った、街で遊ぶ新しいオリエンテーリングゲームになっており、大洗町内に設置された等身大パネルを使い、アプリ上でキャラクターとコミュニケーションを取りつつドラマボイスでの物語を体験することができます。また、一日限定のミッションを見事クリアした方に、認定証をプレゼント。アプリとオリジナルグッズを通じて、町歩きのきっかけを作ります。
2018年も、ふるさと納税をきっかけに、多くの『ガルパン』ファンが大洗町を聖地巡礼することになりそうです。
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関連ホームページはこちら
ふるさと納税のご利用方法や条件、その他お手続きなどの詳細について
ふるさと納税ポータルサイト「ふるぽ」
https://furu-po.com/
「舞台めぐり~アニメ聖地巡礼アプリ~」公式サイト
https://www.butaimeguri.com
ダウンロード URL
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/wu-taimeguri/id680489568?mt=8
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.linknetwork.anitrip&hl=ja
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