1月26日、一般社団法人日本eスポーツ連合(以下JeSU)に、「株式会社わかさ生活」が加わったことが発表されました。今後、JeSUのオフィシャルスポンサーとして、eスポーツの普及と発展に幅広く活動することになります。
同社代表取締役社長CEOの角谷建耀知氏は「この度、わかさ生活は『日本eスポーツ連合』に参加させて頂くこととなりました。目の総合健康企業として、目を守ることを提案してきましたが、これからの未来は目を鍛える時代だと考えています。eスポーツ選手やゲームプレイヤーが思う存分に楽しんでいただくために、目の健康を提案します。一瞬のチャンスを勝ち取るために必要な眼力(めぢから)、“超えろ!0.1秒の壁”にチャレンジしながらeスポーツの発展に協力していきます」とコメントしました。
「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称です。欧米では1990年代後半から高額な賞金がかけられた世界規模の大会も開催され、年収1億円を超えるプロゲーマーも生まれました。2010年、梅原大吾さんが日本人初のプロ格闘ゲーマーになったことがきっかけとなり、「プロゲーマー」がメディアに取り上げられるようになり、国内での認知度も上がっていきました。現在、世界のeスポーツ競技人口は約1億人以上、観戦する視聴者は3億8000万人(推定)と、巨大コンテンツとしてかつてない盛況を迎えています。2022年に中国・杭州市で開催予定の2022年アジア競技大会では、正式メダル種目になることが決定しており、大きな注目を集めています。
日本eスポーツ連合(JeSU)は、セガホールディングス代表取締役社長・岡村秀樹氏が会長を務める一般社団法人で、日本国内のeスポーツの普及と発展、振興を目的に運営されています。JeSUでは、eスポーツ競技タイトルの認定や、選手のプロライセンス発行、そしてアジア競技大会をはじめとした国際的なeスポーツ大会への選手の派遣などを主に行っています。JeSUでライセンス認定されたタイトルは『ウイニングイレブン 2019』『GUILTY GEAR Xrd REV 2』『Call of Duty🄬: Black Ops 4』『ストリートファイターV アーケードエディション』『鉄拳7』『パズル&ドラゴンズ』『ぷよぷよ』シリーズ、『BLAZBLUE CENTRALFICTION』『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』『モンスターストライク』『レインボーシックスシージ』(2018年12月20日現在/50音順)など、諸外国に比べるとまだまだ少ないですが、更なる発展が見込まれています。
1月26、27日、千葉・幕張メッセで開催されたゲームイベント「闘会議2019」において、「eSPORTS国際チャレンジカップ ~日本選抜 VS アジア選抜~」が行われ、「KDDI株式会社」「Indeed Japan株式会社」「logicool」「株式会社ビックカメラ」「GALLERIA GAMEMASTER」「防衛省・陸上自衛隊」などがブースを出展し、大会の振興に寄与しました。大会の結果は『オーバーウォッチ』『鉄拳7』『ウイニングイレブン 2019』『ストリートファイターV アーケードエディション』全4タイトルとも日本選抜が勝利。各勝利チームに賞金 300 万円が授与されました。
2月15~17日には、世界最大規模の対戦格闘ゲームトーナメント『Evolution Championship Series(以下、EVO)』の派生大会『EVO Japan 2019』が福岡で行われます。開催地の福岡市長が、街を挙げて本大会を全面バックアップすることを宣言。NTTドコモが特別協賛を務め、正式な大会名称は『EVO Japan 2019 Presented by NTT DOCOMO』となります。メイン種目は『鉄拳7』、『ブレイブルークロスタッグバトル』、『ソウルキャリバー6』、『THE KING OF FIGHTERS 14』、『ストリートファイター5アーケードエディション』、『ギルティギア Xrd REV 2』の6種目。アークレボワールドツアー予選イベントにも指定されており、『ブレイブルークロスタッグバトル』と『ギルティギア Xrd REV 2』、さらにサイドトーナメントにて実施される『ブレイブルーセントラルフィクション』が対象。いずれもJeSUプロライセンス発行大会となります。楽しみですね。
JeSU公式サイト:https://jesu.or.jp